光回線を比較すると、
「月額4,400円」 「工事費実質0円」 「6か月500円」 「スマホとセットで毎月1,100円引き」
いろいろな数字が出てきます。
どれが一番安いのか、かなり分かりにくいです。
理由は簡単で、
通常の月額、期間限定の特典、工事費、スマホ割が同じ場所に並んでいるから。
たとえば2026年9月時点のドコモ光1ギガ・タイプAは、2年定期契約でマンション4,400円、戸建5,720円です。
一方、SoftBank 光1ギガは2026年12月から既存料金プランの月額改定が予定され、10ギガは改定対象外です。
料金は動きます。
なので、みなしるべでは、
月額ランキングではなく、使う期間の「世帯総額」に直して比べる
方法をおすすめします。
この記事でわかること
- 光回線の比較に入れたい費用
- キャンペーンを通常料金と分ける理由
- スマホセット割まで含めた比べ方
この記事の調べ方
NTTドコモ、SoftBank、auの現行料金・工事費・セット割を確認し、「通常料金」と「一時特典」を分けて整理しました。
料金・キャンペーンは変わるため、この記事では特定サービスの「最安」を固定せず、比較方法を中心にしています。
確認日:2026年9月25日
まず「毎月かかるもの」と「一度だけのもの」に分ける
光回線の費用は、まず2つに分けます。
| 毎月見るもの | 一度・期間限定で見るもの |
|---|---|
| 回線の通常月額 | 契約事務手数料 |
| プロバイダ料金 | 工事費 |
| ルーターレンタル | 工事費割引 |
| 必須オプション | キャッシュバック |
| スマホセット割 | ○か月限定の月額割引 |
ここを混ぜると、
「月額500円」
というキャンペーンと、
「通常月額4,400円」
が同じように見えてしまいます。
まず通常料金を置く。
そのあと、特典を別に引く。
この順番が分かりやすいです。
月額以外に、最低5つ確認する
光回線では、月額のほかに次を見ます。
1. プロバイダ料金
回線料金に含まれるプランもあれば、別に必要なプランもあります。
たとえばドコモ光タイプAはプロバイダ料金込みです。
2. ルーター
10ギガでは特に重要です。
ドコモ光10ギガは、最大10Gbpsで接続するため10Gbps対応ルーターが必要で、ドコモのレンタル例は月550円です。
3. 契約事務手数料
ドコモ光の新規契約事務手数料は4,950円の例があります。
auひかりも2026年8月から新規登録料4,950円となっています。
4. 工事費
auひかりホーム1ギガでは、標準の初期費用(工事費含む)は48,950円。割引で実質負担が下がる場合がありますが、途中解約時の残債などは確認が必要です。
5. 解約時の費用
定期契約の解除料、工事費の残債、機器返却などがあります。
「解約金0円」だけ見ても、ほかの残債が残ることがあります。
料金を見るときのしるべ
月額が安い → 通常料金かキャンペーン価格か確認
工事費0円 → 一括免除か、月々割引で相殺か確認
セット割あり → 必須オプションも含めて計算
キャッシュバック → 受取時期・条件を別欄にする
短期利用 → 工事残債・解除料を先に確認
10ギガは、ルーターまで含める
たとえばドコモ光のタイプA・2年定期契約では、
- 1ギガ戸建:5,720円/月
- 10ギガ:6,380円/月
です。
月額差は660円。
ただし10ギガ対応ルーターをドコモから借りる例では、さらに550円/月です。
つまり、
回線だけなら+660円でも、宅内機器まで含めれば差が広がる。
ことがあります。
10ギガを検討するときは、月額だけでなくルーター、LAN、PC側の対応まで見ます。
スマホ割は「回線料金」ではなく「世帯通信費」で引く
ここが、光回線比較で一番結論を変えやすいところです。
たとえばドコモ光セット割では、現行の対象プランでスマホ1回線あたり最大1,210円/月の割引があります。
3回線すべて最大割引なら、
1,210円 × 3回線 = 3,630円/月
です。
年間では43,560円。
回線同士の月額差が数百円なら、スマホ3回線の割引の方が大きくなります。
なので、
「光回線だけの最安」と「家族全体の最安」は違う
ことがあります。
3年間なら、1枚の表にする
比較期間を36か月と決めると整理しやすくなります。
| 項目 | 回線A | 回線B | 回線C |
|---|---|---|---|
| 通常月額×36 | |||
| ルーター・必須オプション | |||
| 事務手数料 | |||
| 工事費の実負担 | |||
| スマホ割×36 | ▲ | ▲ | ▲ |
| 一時特典 | ▲ | ▲ | ▲ |
| 36か月総額 |
この表なら、
「月額は高いけれどスマホ割で逆転」
「キャンペーンは大きいけれど、通常料金は高い」
といった違いが見えます。
2026年は料金改定もある
料金は固定ではありません。
SoftBank 光では、2026年12月から1ギガなど一部の既存料金プランを月額330円値上げする予定です。
10ギガはこの改定の対象外です。
こうした改定があると、
契約時の料金だけで3年総額を固定する
のも危険です。
長く使うなら、「現在の料金」と「公表済みの改定」を分けて入れます。
キャンペーンは「最後に引く」
キャッシュバックや数か月割引は大きく見えます。
もちろん、条件を満たせるなら価値があります。
でも、キャンペーンは変わります。
なので、
- 通常料金を比べる
- 必須オプションを足す
- 工事・初期費用を足す
- スマホ割を引く
- 最後に一時特典を引く
くらいが分かりやすいです。
「月額が安い回線」ではなく、「自分の家で3年いくらか」
光回線は、月額だけ見ると簡単そうです。
でも実際には、
住居タイプ。 工事。 ルーター。 スマホ。 解約時期。
で変わります。
だから、
「この回線はいくら?」ではなく、「うちが3年使うといくら?」
へ変える。
これだけで、キャンペーンの大きな数字に引っ張られにくくなります。
